2011-01-15

2011.1.15 ワークショップvol.3


ワークショップ三回目。

アサイさんのあいさつ。


いつもアサイさんは、自分がどんな作品を作っているのか、
丁寧に説明するところからはじめます。
マスキングテープの上に植物の絵を描くマスキングプラントは、
完成させたり、それによって何を表現するかということではなく、
<描く行為>そのものを目的としているそうです。

絵を描いて物が増えていくことに圧迫される感じがあり、
そんななか、街を歩いていたりして
<自分がいる場所でできること>をやろうとして
生まれた手法だそうです。

最後にはがす(残さない)ことも
残すことを前提にした時点で生まれてくる規制があるそうで、
残さないということで
例えば「あとではがせば消えますから」と交渉することでそこに描けたり、
それによって得られる自由度があるそうです。


泥絵も、「がんばって描いたものを最後に消すのは
すごくかなしいけれど
頑張った物を消すとき、次も良いものにするしかない」
また、描きたい気持ちが回収されるのだそうです。

マスキングプラントも泥絵も
身近な素材、日常的な素材が使われます。


白線も、素材そのものは
なかなか手に入りませんが、
素材の選び方自体は日常の中にあるものです。

子どものとき、大人が道路に白線を焼き付けているのを見て
「もう、絵を描いているようにしか見えなくて、いつかやりたいと思っていた」
といっていました。






さて、


まずはウォーミングアップです。

マスキングバードを作ります。




前回参加した人は、とり以外のものをつくります。










うさぎさんとか・・・。































そして、
白線の素材作りです。










一度みんなで並べたものを

選定していきます

この選定作業が
かなり大事。


見えやすくなりました。






そして
今日も焼付けです。


シャトー2Fの入り口の前の
駐輪場に焼付けです。






no.200・・・ではなく 002です。






目標100箇所!

あと98箇所!

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
*アンケート感想*


小金井は散歩するのに良い町。
小さくていいお店がある。
途中からの参加になってしまいましたが、数人で楽しい雰囲気の中で参加でき、
楽しかったです。
ありがとうございました。

とても楽しかったです。ありがとうございました。

今までに使ったことの無い素材を使えて、面白かったです。
町の中でも、本当にこういう白線でいっぱいになったら歩くのも楽しくなるのにと思います。

実は、街歩き、散歩のイベントだとおもってきていました。
でも、楽しかったです。
上手く書く、作るという概念が途中で消えました。
・前回も参加させていただきました。
とても楽しく、くせになってしまいます。
ありがとうございました。

・第二回に続き、二度目の参加になりました。
マスキングマスキングウサギが思いのほかうまく出来て嬉しかったです。
楽しい自動販売機に出くわすのがいつかも、楽しみにしています。





次回は2月5日の予定です!




2011-01-11

「植物になった白線@小金井」vol.3

前回ワークショップ中に、シャトー2Fに白線を焼き付けている様子。


- - - - - - - - - - - - - - - -
植物になった白線 @ 小金井 

町の中の様々な駐車場、道路道路用の白線を素材に、
小金井市のなかにひっそりと白線でできた植物作品。
完成後はそれぞれの作品を繋ぐマップを制作したいと思っています。
地図を片手にお散歩をしてもらい小金井の新たな一面を発見すると同時に、
日本中どこにでもある白線が作品に変わることで
文字通り美術が身近に感じてもらえると嬉しいです。

普段絵を描いていない方でも簡単な作業なので
興味がちょこっとでもあればご参加下さい。

淺井裕介
- - - - - - - - - - - - - - -



日時|2011年1月15日(土)
ワークショップ 15:00-17:00
公開制作 17:00-19:00

場所|小金井アートスポット シャトー2F(ニーエフ)
(JR武蔵小金井駅南口徒歩5分/小金井市本町6-5-3 シャトー小金井2階)

対象|小学校3年生以上、どなたでも
定員|40名
参加費|500円 *前回までの参加者の方は無料

申込|オンラインフォームよりお申込みください。

アーティスト プロフィール|淺井裕介(あさい ゆうすけ)
1981 年 東京生まれ。絵描き。身の回りの素材を用いながら、日常的に絵画やドローイングを制作。代表作として、マスキングテープとペンを用いて植物の絵を増殖させ る「マスキングプラント」や、現地で採取した土を使用した「泥絵」など、ペン、土、ときには葉っぱやホコリをも使い、屋内外のさまざまな場所に奔放に描き 続けている。また自身の展覧会内でのダンサーやミュージシャンとの企画や、建築家とのコラボレーションなど、様々なジャンルを描くという行為を中心に活動 している。2009年 VOCA 大原美術館賞受賞。

過去のワークショップ、公開制作の様子


主催|小金井アートフル・アクション!実行委員会
*本事業は小金井市芸術文化振興計画推進事業 アーティスト招聘事業です。